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翼を持った人たちの日常 バードメン

冒頭からの主人公の自尊心と自分の能力の齟齬にイラついて全ての怒りを肉親とクラスメートへの侮蔑にあてて全てを否定するようなヒリヒリするような描写にいかにも現代的な中学生像を描かれる。

 

イタいなあ、と思ったその直後にバス事故で謎の存在と出会い、やがて背中から無自覚に翼が出現するようになる。少年サンデーに連載されているこのマンガではなかなか事は始まらない。

 

少年たちはまず翼を日常生活に合わせることから始まって、彼らに翼を与えた転校生の存在を突き止めてこわごわとそれを確かめるのが精一杯だ。つまりキャラクターも日常も非常にリアルなのだ。それだけにしっかりと長編化してこの日常がどのように変化していくのかとても楽しみだ。